手技・治療技術向上のためのオステオパシーセミナー|LMOJメカニカルリンクジャパン

メカニカルリンクはこのようなセラピストにおすすめです

  • 筋骨格系の疾患に十分な対処ができない
  • 治療してもすぐに痛みがフィードバックしてしまう
  • 神経痛やしびれのある患者さんにどう対処していいか分からない
  • 臨床でなかなか良い結果が出ない
  • 疾患別の治療を学んで実践しているが良い結果が出ない
  • 勉強して知識は増えたが、実際の治療はどこからどのように進めたらよいか分からない
  • 自分の先入観で患者さんを評価・治療してしまう
  • 高齢の患者さんにもリスクなく安全な治療を提供したい
  • 小柄な体格なので日々の臨床で体力がもたない
  • 身体をトータルでケアできるセラピストになりたい
  • セラピスト業界で将来生き残るための技術を学びたい

メカニカルリンクが選ばれる理由

痛みやしびれなどの運動器疾患への対応は勿論のこと、内科、婦人科、小児など様々なケースの施術に対応可能

メカニカルリンクでは全身の構造を網羅し、系統立てた治療を行うことができるため、あらゆる臨床ケースに対応することができます。

メカニカルリンクに疾患別の治療プロトコールは存在せず、患者さんにより治療部位は異なります。

治療部位は症状部位のみを検査するのではなく、必ず全身の構造をテストした結果に基づき決定します。

よってさまざまな症状別の治療レシピに振り回されることなく的確な治療を行うことができます。


全身の構造を網羅するシンプルで客観性と再現性が高いルーティンテスト

メカニカルリンクならではの全身の構造を網羅する触診法とテスト方法は受講生の方々から圧倒的な支持を得ています。

脊柱・骨盤帯、肋骨、四肢の骨・関節・骨膜、全身の骨内力線、骨膜、骨幹端線、頭蓋の関節・骨内・硬膜、内臓、動脈、一部の脳神経、末梢神経、真皮に対するルーティンの触診法とテスト法が確立されており、全身の構造を素早く正確に検査することができます。

またテスト方法は非常にシンプルです。組織に穏やかに正確な方向でトラクションまたはコンプレッションをかけることで機能障害を引き起こしている結合組織の瘢痕(オステオパシー病変)を検出することができます。練習さえすれば誰にでも客観性の高い検査が再現できます。


治療を開始すべき部位と治療を終えるべきタイミングがクリア

メカニカルリンクでは3つのツールを使用し治療を行います。

① テンションテスト
② 抑制バランステスト
③ リコイル

この3つのツールを使用することで、治療の順番、終了するタイミングがクリアに理解でき、全身の構造をバランスよく調整することができます。

詳しくは、メカニカルリンクとはをご参照ください。


症状を引き起こしている本当の原因を特定しアプローチすることが可能

メカニカルリンクの評価には疾患別のプロトコールは存在しません。

全身の構造と機能は様々なレベルで相互に関与し合っています。

全身の構造に対するルーティンテストにより症状を引き起こしている構造と機能のアンバランスの一次的な問題を検出し治療することで全身のバランスを調整することができます。

多くの場合、一次的な問題は症状部位から離れた別の構造に見つかることがほとんどです。


他のオステオパシーでは扱っていない構造領域も検査、治療が可能

メカニカルリンクでは全身を構成する結合組織をすべて検査し治療することができます。

他のオステオパシーでは扱われていない、動脈、末梢神経・一部の脳神経(LMOのオステオパスであり整形外科医であるジャックミショウ先生は痛みの治療には末梢神経は必須とおっしゃっています)、全身の骨内・骨膜・骨幹端・骨内力線の病変(関節を治療する際、これらの構造には非常に多くの問題が潜んでいます)も検査し、全身の構造にひそむ問題をもれなく検出することができます。


わずかな力で最大の効果を得る施術

メカニカルリンクは身体の組織にわずかな力を正確な方向と深さに加えること検査と治療を行います。

小さな身体の女性セラピストであっても力を使うことなく大柄な男性を評価、治療することが可能です。

実際にフランスでメカニカルリンクを実践しているオステオパスにも女性が多く、臨床で素晴らしい結果を出しています。

受講生からの声

LMOJメカニカルリンクセミナー受講生の声を紹介します。

全ユニットを検査できるようになってからは、疑問は消え施術にも自信がついてきました。

八島 広明
理学療法士

『メカニカルリンクを学ぼう!』と決めた最大の理由は、メカニカルリンクのテキストでコンセプトを知ってからでした。

①全身を約400箇所に細分化して、全ての部位にテンションテストを行い、
②抑制テストでそれらの病変の強さの順位を明らかにし、
③一次病変に対してリコイル(矯正)を行い、
④再検査して、全身のオステオパシー病変がリリースしていれば終了。

メカニカルリンクを知るまでは、どう検査を進め、どの機能障害から施術し、どこまで施術すれば終わりなのか?という疑問が常にありました。
全ユニットを検査できるようになってからは、その疑問は消え、むしろ施術にも自信がついてきました。

更に今では、日本人として初めて、フランスのメカニカルリンク公認の指導者となった堂畑先生が指揮を執る、メカニカルリンクチームジャパンが国際セミナー中のテーブルトレーナーだけではなく、国際セミナー後のステップアップセミナーでも、正確な病変の捉え方などを、手取り足取りご指導して下さるので、臨床で悩みながらも、セミナーの度に成長を感じられます。

全ユニットを施術することが出来れば、本当に驚くような奇跡が起こり始めます。
しかし、触診テストの手数も多く、臨床で使わないでいると忘れてしまって、挫折してしまう。
以前までは、そうだったかも知れませんが・・・

今は、
『分からなければ質問できる先生が日本に居る。』
『練習をしたければ、近くにメカニカルリンクを勉強している仲間が居る。』

これからメカニカルリンクを学ぼうとしている方、病変の検出や手順などが分からなくて挫折してしまっている方の再スタートにとっても、今がまさに絶好のタイミングだと思います。

患者さんだけでなく自分にも負担が少なく治療でき効果も絶大ですので、まさに一生モノの治療技術だと思います。

清瀬 淳史
理学療法士

メカニカルリンクと出会って

2017年2月の、ショフール先生によって行われた講習会に参加したのが、初めてメカニカルリンクに触れたきっかけでした。幸運なことに、ショフール先生に治療して頂く事が出来ました。これが、自分にとって治療家としての大きなターニングポイントになりました。

ショフール先生は、非常に軽いテンションで、全身を検査し、当時は何か良くわからない治療(後にリコイルと知る)を受けると、日が経つごとに、身体が楽になっていきました。
その後も、ショフール先生から直接、テクニックの理論や方法を教えてもらい、メカニカルリンクの魅力に惹かれ、自分もこの治療を身につけたいという思いで、2月のセミナーを終えました。

その後、臨床に戻り、実際に習った手順でメカニカルリンク を行っても、全然出来ない。検査の質や、治療の精度が低く再現性がほぼないといった状況ですので、当たり前の結果だと思います。日々、練習を繰り返し行いますが、限界がありました。

セミナー後に行われる、ステップアップセミナーを受けてみると、自分でわからないことを、堂畑先生と北内先生を中心に、メカニカルリンクチームの皆様がとても丁寧に、自分で理解出来ていなきことを、詳しく教えてもらいました。

少しずつわかってくると、練習にも身が入るようになり、今では、毎日復習と練習をするのが日課になっていますし、それをするのがとても楽しいです。

そして、「関節離開と骨内力線」「頭蓋」「内臓」のセミナーを続けて受講し、セミナー後に開催されるステップアップセミナーにも必ず参加しました。自分の勉強は、メカニカルリンクを中心に軸を通す事が出来て、非常に充実した治療家人生を過ごしています。

圧縮、牽引など、テストは至ってシンプルなのに奥がとても深く、上手くなればとても再現性の高いテストが行えます。治療においては、リコイルという非常に軽い力で行えるので、患者さんだけでなく、自分にも負担が少なく治療でき、効果も絶大ですので、まさに一生モノの治療技術だと思います。

今後「動脈」「神経」のセミナーが予定されているので、確実に自分のものにしたいと思います。

私個人の意見としては、全てのユニットを受けて、ようやくスタート地点に立てると思っています。
受けた事に満足せず、今後も自分の治療家人生をかけて、メカニカルリンクの技術を磨き続けます。
そのぐらい、メカニカルリンクには価値があると思います。

メカニカルリンクチームの素晴らしい皆様のお力をお借りして、切磋琢磨出来る環境ですので、これから受講される皆様も、一緒にメカニカルリンクを日本に広げられるように一緒に頑張りましょう!!

途中からの参加をためらわれる方もいるかと思いますが、途中から参加された方でも学びやすい環境だと思います。

鈴木 稔也
あん摩マッサージ指圧師

【メカニカルリンクを学んで】
私は、2014年にジャパントラディッショナルオステオパシーカレッジ(以下、 JTOC)に入学をしました。その時点では、メカニカルリンクの名前は聞いたことがあるものの実際にはどんな手技なのか、わかっていませんでした。

入学した後に、北内先生が行うメカニカルリンクを目にする機会があり、なぜ
この様な手技でこんなにも変化が起こるのか、不思議に思っていました。
またその一方で、流れる様な検査と綺麗なリコイルを行う姿に憧れを感じてもいました。

JTOCでは、色々な手技を毎月の様に学び、自分の治療に落とし込んでいきました。JTOCで学んだ基礎から応用のテクニックと臨書方法論をもとに仕事を行ってきました。さらに自身の治療の軸を構築し、ブラッシュアップしていくには自分にとってどんな形の手技が合うのか?もしくはやりたいのか?そんな自問自答 を繰り返している時に、必ず浮かんでくるのが、メカニカルリンクを行う北内先生の姿でした。

そして、そのタイミングで2017年3月のセミナーの案内が届いたので、 これは行くしかないと決断し、セミナーに参加しました。

セミナーに参加するまでは、検査が多いので覚えるのが大変だという話を聞いていたので、とても不安でした。しかし実際に学んでみると確かに検査の数は多いのですが、検査の順番などは流れが良く考慮されており、体の部位ごとに分けて学ぶことができるので、一つ一つしっかり練習をすることで、検査を覚えることに大変さを感じませんでした。

また、コンタクトも的確に学べるので、触診の練習にもなり、これはメカニカ ルリンクに限らず、他のテクニックにおいても非常に役立つものでした。

これまで、脊柱から始まり、四肢、頭蓋、内臓と学んできました。まだ、神経 や脈管系を検査することができないので、本当のプライマリー病変を見つけること は出来ませんが、それでも、足関節の制限が頭蓋領域の病変へのリコイルで解消さ れたり、歩行が困難な股関節痛がある方の腸骨に対してリコイルをした際に、その瞬間に痛みがなくなったりと、メカニカルリンクを臨床に取り入れることで良い結果に繋がっております。

メカニカルリンクは、堂畑先生を筆頭にリンクチームが組織されており、その方々がセミナーの際には、トレーナーとしてアドバイスをしてくださるのですが、 技術的なことだけでなく、学びやすい環境づくりにまで気を配ってくださります。 そのおかげもあって、メカニカルリンクのセミナーは会場全体の雰囲気が良いので質問もしやすく、みんなで上手くなろうという空気感に繋がっているのではないかと感じております。
ですので、途中からの参加をためらわれる方もいるかと思いますが、途中から参加された方でも学びやすい環境だと思います。

最終的には、メカニカルリンクで全身の全てを治療できるのが理想ではありま すが、まずは、学んだ部分だけでも治療に取り入れたりすることもできますので、 少しでもメカニカルリンクにご興味をお持ちの方は、細かいことは心配せずに受講してみても良いのではないかと思います。

また、私と同じようにご自身の治療に軸が欲しいと思っていらっしゃる方にも メカニカルリンクは、お勧めしたいと思います。

このほかにもたくさんのご感想をいただいています

医師からのメカニカルリンク推薦のことば

臼井 秀樹 医師より

 オステオパシーは、すべての人が生まれ持った強力な自己治癒力を呼び覚まし、一つのユニットである「人」を治す理想的な診療体系で、いまやヨーロッパの国々では国家資格として質が担保された、確固たる位置づけにあります。

 しかしながら、人体はまさに小宇宙。あまりにも壮大で、すべての組織、器官について、もれなく診断・治療できるようになるには膨大な知識、技術、そして多くの経験が必要で、習得には長い時間を要します。

 また、これまで150年近いオステオパシーの歴史の中で、様々な診断・治療方法が開発されており、オステオパスが変われば、診断方法も、治療方法も全く異なるのが普通です。

 したがって、この診療体系が目を見張る効果を出しているにも関わらず、大規模集団を用いた臨床的なエビデンスが出にくく、欧米はさておき、少なくとも現代日本においては一般にいまだ広く認知されていないのが現状です。

 それに加え、最近では、欧米において、スラストを使用した治療による脳循環系のリスクが広く知られるところとなり、それゆえ、徒手医学全般への漠然とした不安感もあります。

 それらの解決案を提示してくれるのが、メカニカルリンクです。
 このテクニックは、体全体を8つのユニットに分け、診断方法をテンションテストで統一することにより、最短で4年間にして、確実に全身の診断を網羅できる効率的な教育システムになっており、さらに、一定の技術レベルをクリアしていれば、診断に再現性があるため、非常に信頼性に富むという特徴があります。

 また、治療は独特の「リコイル」という非常に軽いタッチを用いたテクニックのため、解剖学的な構造にダメージを与えるリスクはなく、リスクを取りたくない患者様でも安心して治療を受けられると考えています。

 このように、メカニカルリンクはこれからの時代に即した技術で、それゆえ、これまでオステオパシーの様々なテクニックを学んできた私自身も将来これを使用することを前提として勉強しており、自信をもって推薦するところであります。

 この卓越したテクニックが、今後広く周知され、より多くの方の飛躍的な健康増進に寄与することを心から祈念いたします。

セミナー案内はこちら

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